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【交通事故】どこに連絡すればいいの?やるべき初動を損保社員がアドバイス

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この記事では、物損事故を想定しています。(命に関わる事故ではありません)

事故を起こした!しかも加害者。どうすればいいの?

1.落ち着いて下さい

2.車を端に寄せ、ハザードランプを点灯させましょう

3.相手の方へ一言謝罪

4.110番をして事故記録をとりましょう

5.相手の方と連絡先を交換しましょう

6.任意保険の損害保険会社へ連絡しよう

7.(必要に応じ)レッカー車の手配を検討しましょう

1.落ち着いて下さい

元大手損保勤務、別名示談屋のMioです。当時はこの仕事が嫌でたまらなかったなぁ。とは言っても、たくさんの方々の不幸を見てしまい、そして保険のありがたみを感じ、どうにか事前に防ぐことが出来ないかと考えた結果、この記事を書くことにしました。

事故というのは本当に運です。相手も選べませんので一概にこの対応が正しいと言い難いのですが、まずは落ち着いて下さい。解決できない事故はないのですから!

2.車を端に寄せ、ハザードランプを点灯させましょう

1.自走走行可能である場合

他の車に迷惑がかかるために、路側帯へ移動させましょう。もしくは、走行に邪魔にならない脇道などがあればそこでもよいです。そして必ずハザードランプを点灯させましょう。
高速道路の場合は特に注意。事故にあって路側帯によけた車が、わき見運転の別の車両にひかれたケースがありました。

2.自走走行不可能である場合

レッカー車の手配が必要となりますが、この場合は警察がレッカー車を手配してくれます。(損保会社としては、損保と提携しているレッカーを使用してほしいのですが・・・)

そして、発炎筒を必要に応じ使用しましょう。ちなみに発炎筒と発煙筒の違いをご存知ですか?車検で義務付けられているのは発筒です。 詳しい記事はこちら(外部リンク

3.相手の方へ一言謝罪

車を止めたら相手の方にまず謝罪をしましょう。「この度はご迷惑をおかけしまして申し訳ございません。これから110番をします。」これくらいでよいでしょう。ただし、追突した場合、100%あなたが賠償をすることになるのでその場合は丁寧に謝罪してください。

もし、自分のほうが悪いけれど、相手にも過失がある事故の場合は、相手の方も走行している以上過失を求められてしまうので、決して「全面的に自分が悪い」というニュアンスは含めないように。

Mioがよく言われたのは、「相手は謝罪していたので、相手が100%悪いだろう」というセリフ。いいえ、保険会社は「判例タイムス」に基づいてジャッジしているのでそうもいかないんです。交渉が難航する恐れがあるので、注意してください。

4.110番をして第三者の判断事故記録をとりましょう

事故の記録、保険対応の際、交渉が難航した際に保険会社は警察へ事故状況確認依頼(警察の事故状況の記録を取る)を行います。後のトラブル防止のため、また冷静に第三者判断をしてもらうために警察へ届け出ましょう。

軽傷だから何もしなくていいよ!と相手から言われた場合は?

こういうケース意外に多かったです。追突の場合で、ほんの一瞬かすったような場合。相手からこういわれた場合は、警察への届出を省略しても問題ないかと思います。というのも警察への届け出有無が保険金支払いに関わる事項ではないからです。
しかし、この時必ず相手の方との連絡先は交換し、保険会社へ一報を入れておきましょう。
人間は気の変わる生き物です。あとあと車に不具合が出てしまい、やっぱり修理したい!そう言われることもあります。(でも連絡先すら交換しなければ、そのまま済むよなぁ。お任せします…)

4.相手の方と連絡先を交換しましょう

保険会社へ相手の方の連絡先を伝える必要があるので、氏名、住所、電話番号、車のナンバーを確認しましょう。最低でも氏名と電話番号。それ以外は保険会社同士のマッチング制度、また警察の情報から確認可能です。

5.任意保険の損害保険会社へ連絡しよう

保険証券を持ち歩いていませんか?その場合、「事故があった場合の連絡先」へ連絡してください。ほとんどが24時間受け付けてくれます。実際の窓口対応は翌営業日になるケースがほとんどですが、受付をすることで、例えばレッカーが必要な場合などに手配を行ってくれたり、簡単な指示をしてくれます。

ここでは、あなたの証券番号、事故日時、場所、状況、相手の方の状況などを確認されます。道路の状況などもできるだけ詳しく説明頂けたら、のちに担当する窓口も対応がスムーズです。

6.(必要に応じ)レッカー車の手配を検討しましょう

警察が手配してくれるケース、保険会社が手配してくれるケース、JAFロードサービスカーが手配してくれるケースがありますので、必要に応じ連絡をしましょう。通常自動車保険には、レッカー補償がされていますが、必要以上に長距離移動をしたり、保険会社が適切と認めないケースは自己負担となる可能性があります。

絶対にやってはいけない、相手に言ってはいけないこと!

賠償に関する口約束は厳禁! 保険対応できません!

よくあるケースでしたが、あなたが追突事故を起こした場合。過失割合は100:0 つまり100パーセント加害者が悪いケースです。うっかり「保険会社が全部賠償するから」って言ってしまいがち。しかしここで落とし穴が。
修理費の実費が、相手の車の時価を上回った場合、時価額しか賠償できません。
つまり、修理費が50万かかるのみ、相手の車が古すぎて25万円しか払えない場合、

「めちゃくちゃもめますよ~(保険会社が)」

最近は、このケースが多発したこともあり、「対物賠償超過特約」を付保している方が増えました。これは25万円を超えても一定金額内で時価を超過した分の補償がされるというもの。価値のない車だった時、結構悲惨です。

一方、あなたが脇道から優先道路に入ろうとしたときに衝突してしまった場合。これも大変揉めますが、判例タイムスでは走行している限り過失がある、という考え方なので、どんなにあなたが悪くても、保管会社は100%の賠償が出来ないのです。なので、「保険会社が全部賠償するから」なんて言わないでくださいね。「保険会社に任せて対応します」とお伝えください。

保険会社介入後に相手の方と賠償に関わる連絡をする

様々なパターンがあるのですが、上記のケース(脇道から優先道路に入ろうとした際の事故)のように大半が加害者が悪いにも関わらず、被害者にも過失割合があった場合は、相手の方は保険会社とケンカをして、さらにあなたにまで連絡が来る場合が時々あります。

「保険会社が負担しない分はお前が負担しろ!」

こういう場合は、必ず「私の代理人は保険会社なので、保険会社へ連絡してください」の一点張りでOKです。保険会社は弁護士のような仕事もしているのです。あまりにひどい場合は弁護士さんへ依頼をするのでご安心を。

まとめ

いかがでしたか?事故にあった時、また車に乗る時の心構えとして少しでも知っておいたほうがよいことを書きました。これらの経験を踏まえて「絶対に付保してほしい特約」なども最新情報を調査して紹介をしていきますね。

また事故に合われた方。大変ショックを受けていることとお察ししたします。しかし保険会社は敵ではありません。不払いなどいたしません。困ったことがあれば何でも相談をしてみるのも良いですよ。


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