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【賠償主はあなた】輸入ビジネスにPL保険が必要な理由と加入方法

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輸入ビジネスをするならPL保険の加入をお勧めします

PL保険とは、「Product Liability」=「製造物責任」のための保険です。被害者の保護が目的ですので、1995年の法改正後は製造者の立場が弱くなってしまいました。

PL保険(製造物責任)に加入したほうがいい理由

輸入ビジネスの場合、基本的には「輸入者が責任を負う」つまり、あなたが販売した商品でお客様が怪我などをした場合、そのお客様へ賠償する責任があります。

賠償責任の重さについて、別記事で書いていますので、ご覧ください。

なぜ輸入者が責任を負わなければならないのか?

自分は輸入しただけ、転売しただけ。実際そうですよね。商品自体は作っていないので。なぜ自分が責任を負わなければいけないのかわかりませんよね。説明していきます。

Naoは元損保会社勤務。現在輸入ビジネスを行っているのでリアルな情報です。

極端なのですが、わかりやすい例で説明します。あなたがアメリカからスマホ充電用のポータブルバッテリーを輸入したとします。

あなたが輸入した商品をAさんが購入し、Aさんが携帯用に持ち歩いていたところ、その商品が電車内で発火してしまいました。Aさんを含む周りの方が怪我をしてしまったとします。

この場合、Aさんが加入している日常生活賠償保険でも処理することが可能な場合もありますが、明らかに原因がバッテリーです。そのため運よく責任を逃れても、後々「責任の所在」を問われた時に、販売者であるあなたのもとへ連絡が入ります。

厳密には、バッテリーを製造したアメリカのメーカーに責任を問うことになりますが、海外の業者さんが日本のように対応いただけるとは100%断言できず、断られてしまった場合はあなたが責任を負うことになります。このケースだと最悪な場合、億単位の賠償となるでしょう・・・

では、PL保険はどうやって探せばいいの?

数億払えない!しかも被害者との連絡もどうしたらいいの?そんなリスクを回避するために、PL保険があります。

ではどこで加入すればよいのか?と言いますと、以下の3つの方法があります。

1.PL保険を取り扱っている保険代理店へ個別に交渉する

もし、あなたが保険代理店とお付き合いがあるならば、その代理店へ「PL保険の取扱い」について確認してみましょう。

2.サーチエンジンで「PL保険 加入」でヒットした保険代理店へ連絡する

1がない方はインターネットで検索をして代理店を探すことが可能です。私が見積もった会社は、PL保険に特化しているので対応も早く助かりましたが、補償内容をカスタマイズしてくれず、高かったことから加入を見送りました。

高い、安いの判断は非常に難しいのですが、食品を取り扱わず、始めたばかりの個人の場合、1万円以下で済むことが多いです。

余談ですが、個人向けのPL保険は「代理店が儲からない」こともあり、引き受けたがらないことがあります。そして内容もカスタマイズしてくれないこともあるでしょう。実際に私が紹介された商品は、三井住友海上の「ビジネスプロテクター」という商品でしたが、内容を見ると完全に「(飲食含む)店舗向け」商品だったのです。ざっくりですが、10つある補償のうち、1つしか該当がないにも関わらず、その項目は取り外せず、売上規模も均一、年間「3万円」でした。

3.商工会議所の会員となり、その紹介を受けてPL保険に加入する

「お住いの地域の商工会議所に連絡し、商工会議所の会員にならずに保険代理店を紹介してもらう」ことが一番安く加入できるのですが、「商工会議所の会員にならずに紹介」を受けることはできませんでした

商工会議所を経由すると、「商工会議所共済センター」から保険代理店へ連絡をしてくれるのですが、そのためには「商工会議所の会員番号」が必要だからです。これは「団体保険扱い」で加入するためです。

保険料の決まり方は取扱い(予定)商品と売上実績です。初年度で実績のない方は「事業計画書」を作成する必要がありますがこのフォームも用意いただけることでしょう。

商工会議所の会員になるために、初年度3,000円と、年会費の10,000円がかかります。私が加入したPL保険は年間5,000円だったのですが、トータルで18,000円支払うことになりましたが、個人事業主開業は今年度中の課題なので、会員になり、困った時の相談窓口として利用するつもりです。

この会費をケチるために、「商工会議所の会員になる」と言って、会員番号のみ取得、保険にだけ入りバックレる方がいるようで、商工会議所の方が頭を悩ませていました。しかし大人、しかもビジネスを始める方はこのような行為はやめましょう・・・信用第一です。

PL保険のまとめ

輸入を始める方に保険が必要な理由をお判りいただけましたでしょうか。とはいっても全く受注もない状態で、PL保険に加入する意味を考えることは難しいと思います。私自身も輸入ビジネスを始めてから2カ月間は無保険でした。

しかし、損保会社に勤務していたこともあり、自己判断で「危ない」と思う商品は取り扱わず雑貨ばかり出品していましたが保険に入ることで安心して商品を出品することが出来るようになり、私にとってのPL保険は「安心料」です。

今回の記事ではPL保険の導入部分ですが、Amazon輸入ビジネスで想定されそうなリスクについても追記していきますので楽しみにしていてくださいね!!

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